動作面を考える
お久しぶりです。
健康トレーナー山田です。
本業が忙しく、1週間ぶりのブログの更新になってしまい、申し訳ございませんでした。
本日は、動作面について話していきたいと思います。
動作面とは??
あまり聞き慣れない言葉だと思います。
運動は3つの動作面として捉えることが出来ます。
矢状面(Sプレーン)
前額面(Fプレーン)
水平面(Tプレーン)
この3つが動作面です。
3プレーンとも言います。
https://disport.world/blog/710/attachment/img0301-03/
運動を動作面で捉えると、
スクワットはSプレーンの運動
サイドランジはFプレーンの運動
ロータリートーソはTプレーンの運動
となります。
一般の方は普段から動作面について意識して運動している方はあまりいないと思いますが、トレーナーはこの動作面を重要視しています。
どの動作面が苦手なのかを分析し、適切な筋を鍛えることで、筋バランスの向上、パフォーマンスUP、姿勢の改善などの効果を生み出します。
人間の体の筋(肉)は殆どが前後に付いていて、横についている筋肉は少ないです。
このことから前後に動くことは得意ですが、左右に動くことや回旋運動は苦手だと言えます。
また、左右に動くことがあまりない為、使わない筋(肉)はどんどん衰えていきます。
その結果、肩が上がらない四十肩などになってしまうわけです。
怪我についても、Sプレーンの動きの時より、F・Tプレーンの動きの時に怪我が発生する可能性が高いと言われており、F・Tプレーンの動きを鍛えることで怪我の予防に繋がります。
Fプレーンを鍛えたい場合
上肢はラテラルレイズ・リアデルト・プッシュ系の運動、下肢だとヒップアダクション・ヒップアブダクションがお勧めです。
Tプレーンを鍛えたい場合
皆さんも是非、動作面を意識して運動を行うようにして下さい。
何かわからないことや、質問等ございましたら、コメントしていただきますよう、お願い致します。