ダイエットを考える②
こんばんは。
健康トレーナーやまだです。
今回は健康に痩せるために必要な事を具体的に書いていきます。
前回のおさらいですが、
体に負担をかけない為に3〜6ヶ月で初期体重の5〜10%の減量が望ましいです。
1ヶ月に1kg、痩せる事が理想です。
減量で必要なことは、
食事制限、運動、睡眠です。
減量に対しての割合は、
食事制限:運動:睡眠
8 : 2 : 1
と言われています。
それなら、食事制限だけで良いのではないかと思われるかもしれません。
食事制限するだけでも確かに痩せます。
しかし、筋量も落ちるので基礎代謝量が減り、太りやすい体になってしまいます。
人は何もしていなくても、生きているだけでカロリーを消費しています。それが基礎代謝量です。
筋(肉)というエンジンが大きくなると、カロリーというガソリンを大量に消費する燃費の悪い体になります。
筋トレをして燃費の悪い体を目指しましょう!!
筋肉を1kgつけると1日に50kcal多く消費すると言われており、
1年間で50kcal×365日=18250kcal消費します。
脂肪細胞は1kg当たり約7000kcalなので、
18250kcal÷7000kcal/kg=2.6kg
つまり、今のより1kg筋肉をつけるだけで、
何もしなくても年間2.6kgの脂肪を消費してくれる事になります。
10年間で26kg、これはかなり大きな値ですよね。
このことは逆も言えます。
運動をせず、脂肪と共に筋(肉)が1kg減ってしまった場合、減量前と同じ生活をすると1年間で2.6kg増えてしまうのです!!!
10年後に26kg痩せるか太るかは、
減量の仕方を工夫するだけで変わります!
次に、脂肪が燃焼されるまでのメカニズムを話していきます。
脂肪はいきなり無くなるではありません。
分解→運搬→燃焼
という過程を経て、エネルギーに変わります。
3つの能力がバランスよく働かず、どこか1つでも弱い能力があると脂肪は落ちにくいのです。
自分はどの能力が弱いのか、確認を取り、対策を立てる必要があります。
それでは、各能力に関係していることは何か、説明します。
「分解」:日常生活での運動の有無が関係
エレベーターではなく階段を使う、車ではなく自転車を使う、歩いて通勤する等
日常生活の中で運動をプラスしましょう。
「運搬」:加齢と共に能力が落ちる
※加齢とともに体内のカルニチン濃度が低下することが、歳をとると太りやすくなる原因の理由の一つと言われています。
→カルニチンが含まれる、お肉を食べましょう!
「燃焼」:運動の内容によって決まる
→無酸素運動などの瞬発的なトレーニングは燃焼能力が上がりにくく、逆に有酸素運動などの持久的なトレーニングは燃焼能力の向上に効果的です。
→低強度の有酸素運動を行いましょう!ウォーキングがお勧めです。
コメントして頂けると、今後のブログにさせて頂きますので、宜しくお願い致します。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。